パーストープ社とE.ON社、スウェーデン・パーストープ工業団地における電力容量増強に関する協定を締結
2025年10月3日、パーストープ社と送電網事業者であるE.ON社は、スウェーデン・パーストープ工業団地における電力接続の強化に関する協定を締結しました。今回の協定により、現行の20kVローカルグリッドから、より高出力の130kVリージョナルグリッドへと切り替える大規模なインフラ整備プロジェクトが始動します。
この取り組みによって、工業団地全体の電力供給能力は実質的に倍増し、将来的な事業拡張や新規企業の誘致など、多様な成長機会が生まれることが期待されています。
パーストープのサイトマネージャー、Michael Cronqvist氏は次のように述べています。
「新たな電力接続により、現在パーストープ工業団地に入居している企業の電力供給量を増やすことが可能になり、事業拡張の機会を提供できるようになります。また、この接続強化によって新たな企業の受け入れも可能になります。」
 プロジェクト概要
    
 新しい変電設備は2028年の稼働開始を予定しており、工業団地内の新規変電所建設および既存設備のアップグレードを含む全体のプロジェクト完了は2029年を見込んでいます。
