Project Airメタノールのライセンスおよびエンジニアリングサービスを開始

パーストープは、Project Airのメタノールライセンスとエンジニアリングサービスを提供するため、ジョンソン・マッセイを選定しました。これは、化学製品の生産に必要な20 万トンの持続可能なメタノールを提供するプラント建設に向けた最初のステップであり、化学産業の化石燃料への依存を打破するための大きな一歩です。

パーストープの戦略プロジェクトVPであるHåkan Kihlbergは、次のように述べています。「ジョンソン・マッセイの技術とともにProject Airの実現に向けて、次のステップを踏み出せることをうれしく思います。我々やクライメイト・ニュートラルへの取組みにとって重要であるだけでなく、何千もの最終製品の二酸化炭素排出削減にも貢献します。化学産業が化石燃料への依存を減らす革新的な方法を見つけるきっかけになることを願っています。」

Project Airは、パーストープがヨーロッパで化学製品の原料に使用する化石由来のメタノールをすべて、持続可能なメタノールに置き換えます。Uniper社との協業により、2026年の本格稼働を予定しています。

新プラントは、業界初の炭素回収利用 (CCU) プロセスを産業レベルで運用します。これは、パーストープの事業から排出される二酸化炭素を、バイオガスと再生可能な水素とともに変換して、持続可能なメタノールを生成するものです。

 ジョンソン・マッセイの触媒技術部門の最高責任者であるAlberto Giovanzana氏は、次のように述べています。「化学業界は、これまで化石由来の原料に頼って製品を製造してきました。最終製品の全体的な二酸化炭素排出量を削減するには、バリュー チェーンの初期段階で化石原料を使用しないことが重要です。」

Lovisa Hermansson

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