より安全なポリウレタンシステムを目指すオープンイノベーションプロジェクト
ポリウレタンは、フォームマットレス、動物不使用の合成皮革、コーティング、接着剤など、さまざまな用途に使用できる多用途のプラスチック素材です。現在、それらはイソシアネートを使用して大規模に製造されており、しばしば人間の健康や環境に毒性のリスクをもたらします。
パーストープはオープンイノベーションプログラムの一環として、NIPU-EJDという大学や産業界の欧州の有力な科学者たちで構成されたコンソーシアムに参加しており、より安全で環境に優しいポリウレタンシステムを目指しています。私たちは、グリーンで無毒なモノマーを使用することで、フォームやコーティングなどにおいて高性能な代替品を共同で創り出す取り組みを進めています。このプロジェクトは、パーストープがオープンイノベーションに取り組み、グリーンで持続可能な化学産業への移行を推進している多くの事例の一つです。
「産業界の観点から見ると、非イソシアネートポリウレタンは、まだ初期段階の技術ですが、進化し続けており、非常に興味深い特徴がたくさんあります。このコンソーシアムでは、これらの材料をよりグリーンで持続可能なものにするための非常に興味深い研究が行われており、特定の用途向けに良い機会を提供できる可能性があります。この分野の将来を見るのがとても楽しみです」と、Open Innovation & IPダイレクターのMagnus Johnson氏は述べています。
「パーストープとして、NIPU-EJDコンソーシアムの一員であることを非常に嬉しく思います。業界全体が、安全性と持続可能性の両面から、非イソシアネートポリウレタンシステムの開発を心待ちにしています。プロジェクト開始以来の進展を目の当たりにし、非常に熱心で高いスキルを持つネットワークの一員であることに誇りを感じます」と、Resins & Coatings Application DevelopmentマネージャーのVanessa Maurin氏は述べています。」