Project Air:化学産業の変革

パーストープは、クライメイト・ニュートラルな化学産業の実現に向けて持続可能な取組を推進していることを誇りに思っています。Project Airは、二酸化炭素排出量を大幅に削減し、多種多様な最終製品の原料に持続可能なソリューションを提供することを可能にします。

二酸化炭素の排出削減

2025年に完成予定のProject Airは、CCUと循環/再生可能な原料を柔軟に組み合わせて持続可能なメタノールを生産することで、パーストープの二酸化炭素排出量を年間約500,000トン削減します。

従来、化学産業は石油や石炭などの原料に大きく依存してきました。パーストープにとって、メタノールは昔も今も重要な原料です。したがって、100年以上もの間、化学産業はさまざまな化学製品を生産するために、化石ベースの原料に依存してきました。それも、これまでです!

循環化学は循環プロセスを必要とする

パーストープは、排出される炭素を化学製品の原料として使用するプロセスを開発しました。このプロセスにより、パーストープの製造工程で排出される二酸化炭素を回収し、この回収された二酸化炭素化から化学品生産の主要原料となる持続可能なメタノールを生成します。従来の石化由来のメタノールから置き換え、化学製品の構成要素として使用することで、化学産業は石化依存から循環型へシフトすることが可能になります。

Project Airは、パーストープがヨーロッパで化学製品の原料として使用するすべての化石由来のメタノールを持続可能なメタノールに置き換えるプロジェクトです。これは、バイオメタンと残留物のガス化を組み合わせた世界初のCCU(炭素回収・有効利用)システムで、二酸化炭素を原料として使用し、精製された廃水と再生可能電力を使用する世界規模の電気分解設備と統合することによって実現されます。

業界全体で持続可能な社会の実現

Project Airにより、塗料、家具、電子機器、風力発電などのさまざまな分野や最終製品に持続可能な化学製品を提供することができます。最終的には、業界全体で持続可能な社会の実現を可能にします!

詳細はProject Air Webサイト(英語)をご覧ください>>

Project Airが化石メタノールから持続可能なメタノールにどのように置き換えるかについて、パーストープのサステナビリティVPのAnna Berggrenと戦略プロジェクト&プロセスVPのHåkan Kihlbergの対話をご覧ください。 

Håkan Kihlberg

VP Strategic Projects & Processes

+46 435 376 51

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