2022年の持続可能性目標:開発と進捗状況

2022年7月3日に公表された持続可能性レポートでは、パーストープが2022年に2030 年の目標を達成するために必要な社内慣行をどのように展開、実施したかについて報告致しました。結果としては、CO排出量が大幅に削減されましたが、これは主に生産量の減少によるものです。持続可能なソリューションプロバイダーであることは当社の企業使命であり、Finite Material Neutral(有限資源の再生化)を実現し、CO2排出量を削減するための取り組みを継続していきます。

昨年、パーストープは2030年の持続可能性目標を達成するために必要なアクションを明確にしたロードマップを作成しました。これには、淡水消費量と有害および非有害廃棄物の新しい目標も含まれています。 

2022年の結果を原単位で見ると、エネルギーと水の消費量と廃棄物の発生量が増加しています。一方で、温室効果ガス(GHG)排出、水および廃水の絶対量は減少しましたが、これは生産量の減少によるものです。生産量が増加すると、絶対数量も増加します。2022年にはエネルギー消費量が原単位で増加したにもかかわらず、スコープ1および2の排出量は減少しました。これは、現在進行中の化石エネルギー源の段階的廃止によって達成されました。 

パーストープが2030年の目標達成に向けた進捗を理解していただくためには、各ターゲット項目ごとに見ていくことが最も適切です。 

 

温室効果ガス排出

Scope 1および2のCO2の絶対量削減 - 目標は-46%で、現在のステータスは-19%です。これは原単位で-3%に相当します。 

Scope 3のCO2の原単位削減 - 目標は-27.8%で、目標に対する現在のステータスは-3%で、これは絶対値で-19%に相当します。 

 

水 

淡水消費量の絶対量削減 - 目標は-30%で、目標に対する現在のステータスは-10%で、これは原単位で+7%に相当します。 

廃棄物 

有害廃棄物の絶対量削減 - 目標は-30%で、目標に対する現在のステータスは-9%で、これは原単位で+9%に相当します。 

非有害廃棄物の絶対量削減 - 目標は-30%で、目標に対する現在のステータスは-28%で、これは原単位で-14%に相当します。 

 

毒性 

消費者市場またはプロフェッショナル市場に流通する懸念化学物質 - 目標は0で、目標に対する現在のステータスは25%の物質について評価が完了しています。 

安全な持続可能な化学物質として新しく開発された製品 - 100% 

 

2030年までのロードマップを実行し、Project Airや廃水リサイクルプロジェクトなどの削減プロジェクトを実現することにより、今後数年にわたって原単位と絶対量の両方が削減されることが期待されます。パーストープは今後も、持続可能な変革の実現者となり、基本的な権利と責任の尊重を保証する持続可能性目標を明確にし続けます。 

 

 

Anna Berggren

VP Sustainability

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