産業プレーヤーによるサステナビリティ

今年これまでに、インターナショナルペイント&コーティングマガジンが“ファイブオンファイブ: 産業プレーヤー5社によるサステナビリティ”というタイトルのシリーズ記事を掲載しました。弊社から、コミュニケーション&サステナビリティエグゼクティブバイスプレジデントであるセシリアスヴェンソンがインタビューに参加し、サステナビリティに関する考えや有限資源ニュートラル化への取り組みについて語りました。

インターナショナルペイント&コーティングマガジン(IPCM)は塗料、コーティングや表面処理産業向けの技術雑誌です。2019年には、同誌はサステナビリティ欄を追加し、コーティングセクターの主要プレーヤー5社を招き、各社がサステナビリティに関する15の質問について回答する記事を掲載しました。AkzoNobel、BASF、Evonik、PPGの4社とともに、弊社Perstorpはファイブオンファイブインタビューのセカンドエディションへの参加招待を受け、サステナビリティの役割、チャレンジや独自のアプローチに関する15の質問に答えました。以下にセシリアスヴェンソンへのインタビュー記事抜粋をご紹介します。

 

Perstorpでは、サステナビリティをどのように定義していますか。

“サステナビリティは、製造、製品そして働き方、我々の行動全てに関係します。我々は、また様々な異なるレベルにおいてサステナビリティを考慮しています。健康かつ安全に働く方法の発展、サプライヤーマネージメント、コンプライアンスなど、基本的な要素について多くの取り組みを行っています。もうひとつのレベルとしては、我々が我々の製品とどのように取り組むか、またどのように製造するかということです。これはLCA(ライフサイクルアセスメント)、コンプライアンス、そして我々が新たな開発を行う際には必ずサステナビリティを標準として組み込むことです。最終的レベルとしては、豊富にある代替資源もしくは再生可能な代替資源へ移行すること、または有限資源を再利用し完全に循環させることを意味する 有限資源のニュートラル化を実現するという野望です。”

 

どのようなビジネス価値があるとみていますか?

“短期的、長期的両方でビジネス価値があると捉えるべきであると考えます。短期的ビジネス価値の一例としては、我々のサステナブル製品のポートフォリオを基にして、いくつかの顧客関係に発展がみられるという点です。バリューチェーンに沿ったパートナーシップ関係を様々な角度から強固にする、サステナビリティや事業開発などのより多くの部門とも直接、相互情報交換を図っています。長期的視野では、化学産業の生き残り=100%ビジネス価値があげられます。”

 

今日の産業においてサステナビリティの重要な要素とは?

“議論の余地のない第一要素としてはCO2排出量低減の方法を見つけるということです。その他の重要な要素としてはグローバルバリューチェーンを通して、効率的なリソースを得、循環原理を実現化する方法であるということです。”

 

どのように進捗状況を測定していますか?

“いくつかの方法で測定しています。有限資源のニュートラル化を実現するための取り組みは、細分化された達成要因に関するロードマップを明確化し、フォローアップしています。また、安全性から二酸化炭素排出まであらゆる点において(月単位または年単位でフォロー)より幅広いスケールで目標を設定しています。”

 

サステナビリティの将来をどうみていますか?次のステップは?

“残された時間があまり長くないことを自然は知らせてくれています。世界の関心を高めるという点で、国連の持続可能な開発目標(SDGs)は、素晴らしいイニシアティブであると思います。しかしながら、これでだけでは十分だとは思いません。気候変動やその他のサステナブル問題には国境がありません。そのため、グローバルな思考とアクションが必要です。Perstorpは我々の制定したロードマップを実行することにより有限資源のニュートラル化の実現に向けた旅を続けていきます。信頼できる会社として自らを定義するための基本すべてを継続的に改善し、さらに大きな差が生じるように努力し続けていきます。

ファイブオンファイブインタビュー記事(英語版)は、以下よりご覧いただけます。

Five on Five: Part 1
Five on Five: Part 2
Five on Five: Part 3