パーストープがインドに新工場建設着工、ペンタ事業を拡大

グジャラートに新設されるペンタ工場により、当社のアジア地域におけるプレゼンスは長期的かつ確実なものになるでしょう。再生可能グレードVoxtar™を含むペンタを生産する最先端工場で、最大60%もの二酸化炭素排出量の削減が期待できます。2019年10月に着工済みで、2022年第1四半期に商業生産が開始される予定です。

スペシャリティケミカル市場におけるグローバルリーダーであるパーストープは、インドのグジャラートにペンタエリスリトール(Penta)生産設備の新設に投資する計画を発表しました。11月6日にとり行われた新工場の起工式には、パーストープ経営幹部代表者に加えて、政府関係者、従業員、招待客が参加しました。未開発地域に建設される世界規模のグジャラート工場では、カーボンフットプリントを最大60%削減する再生可能グレードVoxtar™などを含むペンタエリスリトールを生産する予定です。

同工場建設は2019年10月に着工済みで、2022年第1四半期に商業生産が開始される予定です。稼動に際しては、工場として120名の雇用を予定しています。この投資により、2022年から年間4万トンのペンタの生産を計画しており、パーストープのペンタ生産能力が大幅に拡大されます。 
ペンタは、幅広い用途に使用されており、塗料や合成潤滑油、抗酸化剤用途において欠かすことのできない構成材料です。グジャラートへの投資は、特にアジア市場で拡大する需要に対して、Penta MonoやDi-Pentaなどのペンタエリスリトール類、そしてギ酸カルシウムの生産能力の強化をもたらします。

社長兼CEOのヤン・セッカーは、次のように述べています。「パーストープは世界のペンタ市場におけるマーケットリーダーであり、この市場の需要は着実に伸び続けています。インドに新設するペンタ工場は、パーストープの成長戦略における重要なマイルストーンです。この投資が供給安定性をさらに高め、新規顧客を開拓するのみならず、当社がアジア地域において、持続可能かつ信頼性の高いパートナーとしての地位を長期に渡り確固なものとすると信じています。」 

「パーストープは、現在、ドイツ、米国、スウェーデンの3箇所の生産工場でペンタを生産しています。インドは、塗料の需要が伸び続けている戦略上重要な市場です。当社は、数年間に渡りここでの地盤強化を計画してきました。パーストープは、インドに世界規模のペンタ生産工場を新設するための投資機会を評価する一歩として、2016年2月にマハラシュトラ州産業開発公社(MIDC)との基本合意書(MoU)に署名しました。総合的な評価プロセスを経て、グジャラートが新工場の場所として選ばれました。」と、SP&S事業部門のEVPウルリカ・アンダーソンはコメントしています。

マグヌス・ハイムブリCFOは、次のように述べています。「化学企業としての当社の戦略は、生産工場から創出する価値を最大化し、既存設備の生産能力向上のためのより優れた方法を見つけ出すというものですが、成長という観点で大きな躍進を遂げるために、この新工場建設への投資は当社にとって非常に重要なものです。この投資が当社の事業を拡大する適切な時期でありかつ適切な場所であるというのが私たちの強い信念です。」

Ground breaking in India with Perstorp ELT
パーストープは、インドのグジャラートでのペンタエリスリトール(Penta)生産設備の新設に投資する計画を発表しました。新設工場の起工式が2019年11月6日にとり行われました。

Masatoshi Iwamoto

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