パーストープは医療用消毒剤の不足解消をサポートします。

パーストープ工場における製造の一部を手の消毒液や表面消毒剤の生産に変更しました。スウェーデン国内の医療用消毒剤不足を十分に解消する生産能力があり、また製品を原価で提供します。

当社CEOヤン・セッカーは次のようにコメントしています。"異常事態には、臨機応変に対応する必要があります。弊社の大規模生産能力が今まさに真価を発揮し、医療用消毒剤不足解消に役立ちつことになります。これは、医療従事者が日々行っている重要な仕事に対する化学メーカーとしての貢献です。私は弊社従業員がこの貢献に役立つ機会を見出したことを誇りに思います。"

急増する医療用消毒剤不足に気づいた複数の当社社員が自主的にイニシアティブをとり、消毒剤製造の可能性を調査し始めました。パーストープ工場資産管理担当マグナス・ウイックマンは、適切な許可証がないこと、生産ラインの一部改造を要する事、いくつかの原料不足、そして、外部パートナーの協力や協定を得る必要があるといった、乗り越えなければならない障害を確認しました。それと同時に、当社製品製造プロセスが消毒剤製造プロセスと類似している可能性も確認しました。パーストープチームが当局および個人のネットワークを駆使し協働する事で、事態は動き始めました。

マグナス・ウイックマンは次のように述べています。"当局は、通常数週間あるいは数か月かかるところ、一週末で我々に許可を与えました。この事は、あらゆる意味において大きな助けとなりました。パートナーとパーストープのチームワークにより、我々はついに消毒剤の最初のバッチを製造します。感無量です。"

この消毒剤を生産するために、Absolut社がエタノール(他の原料と混合)を供給します。これをUnivar Solutions社とExxonMobil社が援助をし、パーストープ工場に運びます。消毒剤はLefab Production社によりボトルに充填され、Bertschi、Scandibulk、Eurolinkにより、スウェーデン保険福祉庁に運搬されます。保健福祉庁が製品をスウェーデン各地の医療サービスへ配布します。

このプロジェクトのように問題解決のために共に働く事は、パーストープ文化の神髄を表しています。これはまさに、当社のコアバリューである‘責任’‘信頼’‘イノベーションフォーカス’のもと、我々がどのように生き、注意して行動するかを真に示すものです。